社団法人 日本テレワーク協会


「ウェルビーイング(well-being)」という言葉は1946年WHO設立の時に初登場したんだって

 

 

ふーん…。

 


外出制限、移動制限下の在宅ワークでは、運動不足や1人でいることでの孤独を感じた人も多くいらっしゃいました。企業では従業員のウェルビーイングを向上させるためにさまざまな取り組みが進められています。

 

このセクションでは

 
 
 
 
というテーマで課題、対策、事例、ソリューションを解説します。

 


 


テレワークが楽しくなる情報の提供、出会いと成長機会の拡大

コロナ禍の中在宅勤務の環境は改善され、個室も充実したサードワークプレイスも整備拡充されてきました。

 

一方でワーケーションに代表されるようなテレワークの醍醐味である、新しい気付きやアイディアを生む偶発的かつ多様な人との出会いと自己成長の機会は減少してしまいました。

 

学生や若い社会人からもコロナ禍でのテレ授業、テレワークは孤独で楽しくないものとする声があります。

 

再度テレワークは「出会いと成長の機会を創る」ものとして認識できる情報を提供すべきではないでしょうか?

 

 


 


テレワークだからこそできるe次元コミュニケーション

コロナ禍のテレワーク。在宅ワークのイメージが定着し独自の進化を遂げたため、コロナテレワークと呼ばせていただいてもいいかな、と思います。

 

その間ですっかり孤独で、組織への帰属意識が醸成されない働き方との認識が進んだテレワーク。

 

孤独を感じるのは外出や移動が制限されたからであって、テレワークのせいではない、テレワークは本来楽しいものでもある、と言ってみたところで、ネガティブな印象は簡単には拭えません。

 

楽しい、チームワークが体感できるテレワークはバーチャル環境でも簡単に実現できるので是非お試しいただきたいです。

 

他のメンバーの居場所を気にする必要がなく、業務状況も確認できるため、会議以外でもコミュニケーションを充実させることができます。

 


 

 

継続して在宅ワーク時の心身の健康維持に取り組む

 

大同生命様では5類移行後はハイブリッドワークを働き方の基本と定めました。健康経営促進のために社員向けには健康リスクの早期把握管理、ウォーキングキャンペーン、ヨガ・ストレッチなどのオンラインレッスンを提供して、健康増進の支援に取り組んでいます。

 

 


 

 


テレワークでお得に田舎暮らし

田舎暮らしは癒される、ストレス解消になる、という方には、テレワークの活用がお勧めです。

 

多くの自治体など地域の団体では、移住定住のお試しとして、ワーケーションの体験ツアーや費用の補助を実施しています。

 

いろいろな場所の暮らしを試してみたい方、田舎暮らしがお好きな方でテレワーク可能な方には、今はそういった暮らし方に挑戦してみるグッド・タイミングです。

 


 


ストレスに立ち向かう

コロナ禍の期間、その初期は特にそうだったと思いますが、外出や移動の制限があった中での在宅ワークにおいては、コミュニケーションがとりづらい、何の仕事をやったらいいか分からない、仕事の進捗が把握しづらい、1人ぼっちで孤独、などストレスがたまりやすい環境下におかれた方も多かったと思います。

 

従業員が50人以上いる事業所ではストレスチェックの実施が義務付けられていて、働き手が自分のストレス状態を知り、メンタルヘルス不調を防ぐ機会として活用されています。

 

この年1回のチェックについては、しっかりとストレスの原因を分析し、ストレスを取り除いて、働き手が意欲を持って働けるよう、ウェルビーイング経営進める機会として捉えてはいかがでしょうか?

 


 

 


離れて働く社員の健康状態を見守る

オフィスに出社している社員の健康状態は、ある程度は見て取れますが、健康経営を推進する上では、テレワークや現場へ直行直帰する社員など目の前にいない場合についても、その状態を組織として把握することが必要です。

 

日々上司や人事、総務が1人1人の健康状態を把握し管理することで、健康経営を通じた組織のパフォーマンス向上につながっていきます。

 

この把握にあたっては、社員に報告などの追加の手間を極力かけずに行えることが、継続実施の肝となります。

 


 

 

 

 

 

多様な人が出会い、成長し、創造する場作り~ワークプレースNEXT~(AnyWhere)

人材トランスフォーメーションとウェルビーイング向上のソリューション「TeamPlace」

 

全国に広がるワークスペースですが、ファシリティや設備情報だけでなく、もっと施設や集まる人の個性が分かる情報が提供されれば、より多くの人が集まるきっかけとなって、より集まった人の能力やウェルビーイングを向上させる機会が作れるはず。

 

AnyWhereはそんな「はず」を実現します。魅力的な人を集めたい施設にも、魅力的な人と出会いたい人にも、ワークスペースを起点に情報発信ができるTeamPlaceで偶発的出会いとその先のつながりと成長をプロデュースします。

 

 


株式会社AnyWhere 斉藤様


 

多様な人がどこからでも、創造する場にオンボード
(oVice)

リアルにはかなわないかもしれないけど、oviceにログインするだけでみんなの業務状況がわかったり、アバター同士を近づけるだけで「今ちょっといいですか?」って話しかけたり、「肩をポンと叩いたり」、居場所を気にせずイベントを開けたり、肌感覚でつながれるバーチャルオフィスのoviceは、次のような多様なシーンで利用実績があります。

 

・RIZAPとオンライン健康プログラムで協業。

・教育移住した親御さんが出勤するオフィスとして活用。

・重度障がい者の出勤する「オフィス」として活用。

 

キャリアをあきらめずに、孤独感なく意欲を持って働ける、そんなウェルビーイングソリューションでもあります。

 

 


oVice株式会社 薬袋様

oVice株式会社 市川様


 

 

高付加価値な移住体験
(テダソチマ)

テダソチマは福島県の企業向けサテライトオフィスと移住の体験事業を受託し運営しています。

 

移住希望者や関心層にとっては、移住して地域の人とうまくやっていけるんだろうか?は大きな心配事です。

 

テダソチマは地域の人をどんどん紹介して、相性の合う人を見つけるお手伝いをします。

 

また会いたい人と地域を見つける旅にいらっしゃいませんか?

 

 


株式会社テダソチマ 大木様

 

 

健康経営実践による文化の醸成(事例)

 

大同生命様では、企業の健康経営実践を支援するツールとして「KENCO SUPPORT PROGRAM」を提供しており、自社でも活用しています。

 

社内アンケートでは在宅ワークによる運動量の低下や、特に一人暮らしの若手スタッフからは1人で働くことの孤独感を訴える声が上がっています。

 

このため、メンタルヘルス研修の実施、メンタルヘルスマネジメント検定の取得、年に3回1か月間のウォーキングキャンペーンの開催など具体的なアクションを設定することで、健康を大切にする文化の醸成に努めておられます。

 


 

ストレスチェック結果を可視化し、具体的なアクションにつなげる
(ピー・シー・エー)

ストレスチェックをしても、働き手にとってはストレスの原因がはなくなるわけではありません。企業としてもチェック結果を分析し課題を発見するための効果的方法がわからない、などの理由でチェックを実施しているだけで終わっていては、せっかくの機会を無駄にしてしまいます。

 

PCAの「ORIZIN」は費用対効果の高いストレスチェックを行いたい企業向けストレスチェックサービスであり、特に大きなストレスを生んでいる原因と幸福度の関係を明確にすることも可能です。大きなストレスから解決に取り組むことで、効率的に職場環境を改善してはいかがでしょうか?

 

企業がストレスの低減に具体的に取り組んでいることを社員に見せることによって、企業の本気度を知ってもらうことは、社全体に健康経営、ウェルビーイング経営のマインドを醸成し、定着化することにも寄与します。

 


ピー・シー・エー株式会社 岡座様

 

 


社員、職場のストレスを可視化し、テレワークや離れて働く社員の健康を見守る
(リコージャパン)

社員を財産と位置づけその健康を見守る「健康宣言」を打ち出し、会社が健康を増進し職場環境改善にコミットするリコージャパン。

 

自社の実践ノウハウをもとに、現場への直行直帰や在宅ワークなど目の前にいない社員の健康管理についても、企業などに対しアドバイスに加えソリューションを提供しています。

 

それが「おりこうブログHR」。スマートフォンからでも健康状態を入力できるため、手軽に継続できます。これにより、離れていても健康状態を人事や上司がチェックし、ケアにつなげることができます。

 

「おりこうブログHR」はホームページを作成運用する機能(CMS)付きで、社内外に健康経営やSDGsへの取り組みを発信することもできます。またその取り組みをアピールした、採用ページも作成できます。

 

社内の健康増進を進めながら社外にも発信することで企業のブランド価値向上につながります。

 


 

 

ウェルビーイングを向上させるオフィスづくり
~MY HOME TOWNをコンセプトにしたオフィスとは~(事例)

 

富士フィルムビジネスイノベーションジャパン様の豊洲オフィスでは喫食会社によるランチを食べられるカフェを用意。おいしいと評判のコーヒーやスイーツなども提供し、仕事にも気持ちにもゆとりを持てるようにしています。

 

上司と部下が互いのストーリーや価値観を共有する対話、主体的な学びを支援するアカデミー、社員が自分のストーリーを語る社内ライブなどの施策で構成する成長支援プログラム「+STORY(プラストーリー)」を実施しています。上司と部下の対話満足度は約90%が肯定的回答で、直近の社内オンラインライブは約1500名が視聴しています。

 

株式会社ZenTechは心理的安全性に関するAWARDを開催し、富士フイルムビジネスイノベーション労働組合がその取り組みにおいて2年連続でプラチナを受賞しています。2022年は販売会社34社の経営統合という変化点においてアクションのイメージしやすい「話しやすさ、助け合い、挑戦、新奇歓迎」という心理的安全性4つの因子を起点に、職場をよくするサイクルをつくってきたことが評価されました。