クラウドソーシングの使い方

クラウドソーシングの利用方法について

クラウドソーシングに必要な準備

インターネットにつながるパソコンがあれば、ほかに準備するものはありません。パソコンやインターネットに関する基本的な知識(Word やメモ帳での文章作成、検索サイトを使って調べものができる、など)があれば、クラウドソーシングで仕事を依頼できます。

クラウドソーシングプラットフォームへの登録

クラウドソーシングには、アンケートなどの誰でも気軽に答えられる内容から、専門スキルが必要な長期にわたるシステム開発など、幅広い取引に対応している『総合型』と、デザインや法務関係など、特定の専門業務に特化した『専門型』と呼ばれるプラットフォームがあります。

『 総合型』は、依頼できる仕事の汎用性が高く、登録しているワーカーのスキルもバラエティに富んでいます
『専門型』は、専門性の高い特定の業務を発注する際に利便性が高いです

それぞれのプラットフォームに特徴がありますので、まずは色々なクラウドソーシングに登録して、目的に合ったプラットフォームを探しましょう。

クラウドソーシングプラットフォームの探し方は?

クラウドソーシング協会のWeb サイトでは、『専門型クラウドソーシング』や『総合型クラウドソーシング』など、具体的なクラウドソーシングプラットフォームの紹介や、登録方法、操作方法などを掲載した「クラウドソーシング活用ガイド」を紹介しています。是非参考にご覧ください。

クラウドソーシング活用ガイド

企業情報はしっかりと記入

クラウドソーシングに登録すると、自社の情報を記載した『マイページ』※が公開されます。『マイページ』は、仕事を依頼する時に、ワーカーからも発注者を確認する顔のようなページです。発注者がどのような企業や人物かマイページ上で詳しく紹介されていると、ワーカーも安心して仕事に応募できます。所在地や事業内容など、プロフィールはしっかりと記入するようにしましょう。
※プラットフォームによって名称が違う場合があります。

企業情報

発注のコツは?

クラウドソーシングの仕事の依頼は、基本的にプラットフォーム上でのメッセージやチャットでのやりとりで完結します。
ワーカーに対し、どのような内容を、具体的に何を行って、どのような形で納品を行えばいいのか、できるだけわかりやすく依頼文に掲載しましょう。
依頼文が作成できたら、社内の他の人や、第三者に確認してもらうと良いでしょう。

プラットフォーム上でのメッセージやチャットでのやりとり 良い例悪い例

どんな人に依頼をすればいい?

コンペ形式の仕事なら、気に入ったデザインや制作物を作成してくれたワーカーに、プロジェクト形式の仕事なら、予算やスケジュール、提案内容などの条件が合ったワーカーに仕事の依頼を行いましょう。
ワーカーのプロフィールページには、それまでの受注件数や、納品物への評価、制作実績などが掲載されていますので、それらもしっかり確認するようにしましょう。

困ったときには…クラウドソーシング活用推進サポートセンターへ

クラウドソーシング活用推進サポートセンターでは、クラウドソーシングの操作方法や使い方のご相談から、こんな時にはどうすればいい?といったお困りごとなどにアドバイスを行います。お気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先「クラウドソーシング活用推進サポートセンター」

  • TEL: 0120-126-786 平日10時~19時 土・日・祝日を除く
  • MAIL: support@crowdsourcing.jp

トップへ戻る

クラウドソーシングの代表的な発注方法について

タイプ1 プロジェクト形式

仕事の始まりから1人、もしくは複数のワーカーと契約し、段階的に制作を行う形式です。制作中に何度か打ち合わせや修正が必要になる中期~長期の案件に向いています。
また、特定の方とひとつの仕事にじっくり取り組みたい場合におすすめです。

  • ・発注者が掲載した仕事内容に対し、複数のワーカーから応募があり、見積りや条件が提示される
  • ・複数の見積りや条件から、1 名〜数名を選んで契約し、仕事を開始する

発注費用例

ホームページ制作 作業期間3週間/発注費用7万円

向いている仕事内容

Web サイト/スマート
フォンアプリ制作
要件定義、デザイン、コーディングなどといった複数の工程があるWeb サイトやアプリの制作にはプロジェクト形式が向いています。要件定義の内容が決定したらチェック、デザイン案を出してもらったらチェック、といった具合に、工程ごとにチェックしていきます。
バナー制作 始めから作りたい方向性が決まっていて、デザインチェックを行いたい場合は、プロジェクト形式が良いでしょう。あまり方向性が決まっておらず、様々なアイデアを複数欲しいときには、コンペ形式が有効です。
特定の人に
頼みたいとき
以前お仕事をお願いしたことがあり、再度お願いしたい時には、プロジェクト形式で案件を立てるといいでしょう。メッセージでやりとりをしながら、前回との変更点などを確認した上で仕事を進めることができます。
タイプ2 コンペ形式

ひとつの仕事依頼に対し、複数のワーカーから提案や作品の応募を受け付け、その中から気に入ったワーカーを選んで採用し、報酬を支払う形式です。
キャッチコピーやロゴデザイン案など、多くのアイデアの中から選びたい場合に最適です。

  • ・発注者が掲載した依頼内容・依頼金額に対し、複数のワーカーから直接作品が提案される
  • ・その中から、最適と思われるものを一つ採用して報酬を支払う

発注費用例

チラシデザイン 17提案/1万円
ラベルデザイン 38提案/ 3万円

向いている仕事内容

ロゴデザイン 多くのアイデアのなかから好きなものを選びたいときにはコンペ形式がオススメです。時には100 件程度の提案の中から、アイデアを選ぶことができます。
始めに伝えておけば、選考後に微修正など行なってもらうことも可能です。
キャッチコピー キャッチコピーのように、いろいろな伝え方や言い回しのアイデアが欲しいときにコンペ形式は有効です。自分が考えもしなかった方向性からアイデアが出てくることもあります。
デザインリニューアル これまでずっと同じテイストでやっていたデザインを変えたいときなど、多くの人から異なるアイデアを募集することができます。
タイプ3 タスク形式

一度に多数の方に依頼して作業を行ってもらう方式です。
大量のデータ入力を、複数の方に分割して行ってもらうなどの単純作業や、多数の意見を集めたいアンケートや記事制作に向いています。

  • ・発注者が掲載した仕事内容に対し、複数の作業者が同時に作業を行い納品する
  • ・納品内容を確認して報酬を支払う

発注費用例

アンケート 回答1人あたりで100円~ 200円で50名を募集

向いている仕事内容

記事・
コンテンツ作成
多くの記事が必要なときにはタスク形式で募集するのがオススメです。HP のコンテンツ作成で記事作成が必要なときに便利です。
質問・アンケート 質問やアンケートで大量の回答が必要なときなどにもタスク形式は便利です。◎◎を使ってみた感想、◎◎に行ったときの思い出など、意見を集めたいときに活用しましょう。
データ検索・
データ収集
単純な作業ではあるものの、人手がかかるような作業はタスク形式で依頼しましょう。特に特定のサイトに行ってデータを探してくるようなデータ収集の作業はタスク形式で依頼するのがオススメです。

トップへ戻る

問い合わせ

事業やプログラムの申込、その他に関する問い合わせは以下までお願いします。

問い合わせ先「クラウドソーシング活用推進サポートセンター」

  • TEL: 0120-126-786 平日10時~19時 土・日・祝日を除く
  • MAIL: support@crowdsourcing.jp